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    介護事業の情報紙「KAIGOニュース」2012.11.20号

KAIGOニュース

  ケアマネジャーによる認知症治療薬の情報提供実態

株式会社エス・エム・エスは、ケアマネジャーがアルツハイマー型認知症患者の介護をしているご家族から相談される悩み及び認知症治療薬に関する調査をインターネットで実施し、その結果を公表しました。 調査対象は、ケアマネドットコム会員(ケアマネジャー資格保有者のみ)で、有効回答数は500。

その結果、85%のケアマネジャーが「服薬」についてご家族から相談を受けていました。ご家族に説明できるほどの知識を持っている薬剤はアリセプト(経口剤)が50%と最も高く、それ以外の薬剤は20%前後。実際にご家族へ情報提供した認知症治療薬については、アリセプトが77%でしたが、それ以外の薬剤は30%程度。ケアマネジャーの約60%がアリセプト以外の認知症治療薬の情報を提供したことがないと回答しています。

多くの家族が「服薬」の悩みを持っているものの、イクセロンパッチ(パッチ剤)などの新薬の情報がご家族に十分に提供出来ていないという結果となりました。



  キャリア段位制度 補助事業者決定

実践キャリア・アップ戦略キャリア段位制度実施事業の補助事業者(事務局)について、内閣府が公募を行い、11団体から応募がありました。

内閣府選定評価委員会での審査の結果、介護プロフェッショナルには、
「一般社団法人シルバーサービス振興会」
が選定されました。評価者(アセッサー)講習や審査員講習(外部評価を実施する者に対する講習)、段位の認定等を行っていきます。

東日本大震災での被災地において、育成プログラムの実施とキャリア段位の認定を先行的に実施して、制度の立ち上げを図っていきます。

  ノロウイルスにご注意を!

ノロウイルスの流行がピークになるシーズンを迎えるにあたり、厚労省より予防啓発に関する通知が出ています。
ノロウイルスは10月から11月にかけて立ち上がり、その後急速に増加して12月の中旬ごろにピークを迎える傾向にあるそうです。

厚労省発行の「ノロウイルスに関するQ&A」によると、ノロウイルスにはワクチンがなく、治療は輸液などの対症療法に限られるため、次のような予防対策の徹底が重要とのことです。

・食事の前やトイレの後の手洗い
・下痢やおう吐等の症状がある人は、食品を直接取り扱う作業をしない
・胃腸炎患者に接する人は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、感染を広げないようにする
・子供やお年寄りの人向けで加熱が必要な食品は、中心部までしっかり加熱
・調理器具等の洗浄、殺菌

また、高齢者施設等で感染が疑われた場合は、適切な対症療法、感染の拡大防止を行うために、速やかに最寄りの保健所に相談しましょう。

社会福祉施設等は、「社会福祉施設等における感染症発生時に係る報告について」(平成17年2月22日付厚生労働省健康局長、医薬食品局長、雇用均等・児童家庭局長、社会・援護局長、老健局長連名通知)により、必要な場合は市町村及び保健所への報告等を行います。

介護保険施設等に関しては、厚生労働大臣が定める手順(平成18年厚労告268「厚生労働大臣が定める感染症又は食中毒の発生が疑われる際の対処等に関する手順」)に沿って、必要な場合は市町村及び保健所への報告等を行います。



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