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介護事業の情報紙「KAIGOニュース」2012.02.05号
介護報酬改定の全容明らかに
1月25日、小宮山洋子厚生労働相は、平成24年度介護報酬改定案を社会保障審議会に諮問。
社保審介護給付費分科会は小宮山厚労相に答申。新たな介護報酬や基準が決まり、3月上旬にも告示される。
訪問介護の生活支援 ２０％ダウン
２級ヘルパーのサ責 １０％ダウン
デイサービス全体 １０～１２％ダウン
処遇改善加算の導入
など、予想の上限という非常に厳しい査定。
1月25日の審議資料の全容は、下記サイトで公開されている。
http://www.roushikyo.or.jp/jsweb/html/public/contents/data/00003/155/
詳しい解説は、2月15日に開催するセミナーにて行いますので、是非ご参加下さい。
「介護崩壊進む」- 保団連の談話
1月26日、全国保険医団体連合会（保団連）は平成24年度介護報酬改定についての談話を発表。
「実質マイナス改定を前提としたもので、基本報酬の多くが引き下げられている」
「国庫負担削減のツケは利用者・国民と、サービス事業者・介護職員に押し付けられるが、これでは介護崩壊が一層進む」 と懸念。
また、介護報酬内での介護職員処遇改善加算の創設については、民主党のマニフェスト（09年衆院選）月額4万円の賃上げを反故にしていると批判。
（CB newsより）
助成金関連情報
近日中に制度が終了予定の助成金についてのお知らせ
◆若年者等正規雇用化特別奨励金
【制度概要】
２５歳から３９歳まで（トライアル雇用活用型は下限の制限なし）の職種未経験者をハローワークの紹介を受けて採用すると、採用後６カ月後に５０万円、
以降１年ごとに２回、２５万円ずつ併せて２年６カ月で最大１００万円。
トライアル雇用活用型は採用後３カ月で１２万円。
その後４カ月目から上記の内容と同じ。
採用後９カ月に５０万円、１年９カ月後に２５万円、２年９カ月後に２５万円。
併せて２年９カ月で最大１１２万円。
①「直接雇用型」（当初から正規雇用）
１人につき最大１００万円。平成２４年３月３１日までにハローワーク紹介で雇い入れた人までが対象。
②「トライアル雇用活用型」
1人につき最大１２万円＋１００万円（採用後３カ月間は試用期間として有期雇用、その後正社員として雇用）。
平成２４年３月３０日までにトライアル雇用を終了し、同年３月３１日までに正規雇用した人までが対象。
つまり、これからの雇い入れを考えると、採用後の試用期間をまるまる３カ月間は取れない。
試用期間を途中で終わりにして、正規雇用に移行しなければならない。
１２万円の部分については、満額受給できない。
◆３年以内既卒者トライアル雇用奨励金
（１人につき最大８０万円）、３年以内既卒者採用拡大奨励金（１人につき最大１００万円（１人限り））
【制度概要】
４０歳未満の職種未経験者で、最終学歴の学校を卒業して３年以内であり、卒業後１年以上継続して勤務したことがない対象者をハローワークの紹介で雇い入れる。
平成２４年６月末までにハローワークの紹介を受け、平成２４年７月末までに雇用契約が始まった人までが対象。
※震災特例に該当する場合は期限が延長されている。
助成金のサポートについては当事務所までご連絡下さい
